グローバルな「都市と市民の世紀」を迎え、資源・エネルギー、環境、人口、経済等の諸制約条件が益々厳しくなる中で、都市の持続的な発展を図るためには、都市のダイナミズムを支えている多様なステイクホルダーの英知を結集して、都市及び都市政策の現状について調査研究等を行い、都市のイノベーションに資する様々なアドボカシー（主張・提言）活動を社会全体に盛り上げていく必要があります。

私達は、各分野において都市経営のステイクホルダーとして活動している自立的な市民を[都市の工（たくみ）]と呼び、都市の工（たくみ）達の協調的ネットワークによる政策コミュニティの形成を図り、その情報・知見等を結集し、自由かつ建設的な発想に基づく調査・研究・アドボカシー活動を推進するため、この度、特定非営利活動法人都市工会（としのたくみのかい）を立ち上げました。今後、様々な組織・団体の皆様とも交流・提携し、都市の工の活動の輪をひろげていきたいと考えております。よろしくお願いいたします。

 都市工会代表理事

澤井安勇